2018年08月24日

風景画の室内彩色

8月も中盤となり、暑さが少しだけ和らいできましたね



7.8月は例年以上の暑さもさることながら、

台風や雨の日も多かったため

風景を現地で撮影した写真をもとに

室内で細かい部分の描写や彩色を進めました。



9A897BF1-D0A5-4E13-AAEB-FC53F88E6E80.jpeg

実際の景色を見ながら描くに越したことはありませんが、

室内で描く時間は印刷された画像を通して

光と陰のコントラストや

今まで気づかなかった細部の形などが
より客観的に見え、

三次元で見た景色とはまた違った捉え方ができるように思います。


54B034A4-C1A0-4B77-98FF-45628776FB26.jpeg


ただ、気をつけなければならないことの一つに、

つい写真のとおりに彩色を進めてしまうと

陰を印影なくベタ塗りしたり、コントラストが

強くなり過ぎてしまったり、

色彩が単調になってしまいやすいことでしょうか。


あくまで写真は参考程度に留め、

全体の色調に変化をもたせるよう水を加える量を調整したり、

筆のサイズを意識的に変えながら描くなど、
筆さばきを工夫してみてはいかがでしょうか。



絵画描写には、写真のフィルターを通して見る世界とはまた違った自分の心の目があり、

実際には無いものを想像して加えたり、逆に省略したりすることで生まれる面白さがあります。


絵画としての風景画は、自分が絵の中の支配者になったつもりで画面の中で表したいイメージを堂々と描き進めていきましょう。









posted by minato painting class at 13:04| Comment(0) | 風景画と基礎デッサン講座